ぶりの照り焼きとしみしみ副菜の和食献立|ほっとする家庭の晩ごはん

和室の窓辺に置かれた木製テーブルの上に、観葉植物と湯のみ、急須、小皿が並ぶ落ち着いた雰囲気の室内風景。 ビールの日
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旦那シェフの料理を愛でつつ記録している、すずです。
今日もごはんの香りに包まれていきましょ〜🎵

和食って、どうしてこんなに落ち着くんでしょう。
ごはんと味噌汁があるだけで、ちゃんと生活してる感じが出ます。

今日の夕飯の主役は、照りがつやっと仕上がったブリの照り焼きでした。
甘じょっぱいタレがしっかりからんでいて、
焼いているそばから、もう白ごはんを求めてくるような香りがしました。
そのタレを吸いこんだ大根と厚揚げも、思わず顔がゆるむ味です。

さらに、しれっと手羽先の塩焼きまで並んでいました。
誰が呼んだのかは謎です。

食卓を眺めながら、ふと思って夫に言いました。

妻:やっぱり和食って落ち着くよねぇ。
夫:うん、落ち着くね。
妻:ですよね〜
夫:君が機嫌いいときの味がします。

…え?

和食の落ち着き補正が、一瞬ではがれ落ちました。

でも、ごはんもブリも全部おいしかったので、まあいいかと思います。
許したことには気づかれていません。

今夜のメニュー

鰤の照り焼き、大根と厚揚げの煮物、手羽先の塩焼き、秘伝豆、生ハムサラダ、白ごはんを木のトレイに盛りつけた和食の定食。

ブリの照り焼き&ブリ照りのタレで絡めた大根と厚揚げ

鰤の照り焼きは、ひと目でおいしさが伝わるつややかな仕上がりです。
箸を入れると、ふっくらとした身から脂がじんわり広がり、
甘じょっぱいタレと合わさって、ごはんを自然と誘う味わいになっています。

その鰤のタレをたっぷり吸いこんだ大根と厚揚げは、
副菜でありながら、思わず主役級と思えるほどの存在感です。
大根は中心までしっとりと味がしみ込み、
厚揚げは表面にタレがよく絡んで、噛むたびに旨みが広がります。

全体を通して、和食ならではの落ち着いた香りとやさしい味わいがまとまり、
一皿の中に、ほっと息がゆるむような満足感が詰まっています。

鰤の照り焼きを中心に、手羽先の塩焼き、秘伝豆、生ハムサラダ、白ごはんを並べた和食の食卓の写真。

⭐️簡単レシピ

① 鰤に軽く塩をふって少し置き、出てきた水分をふき取ります。
 これだけで臭みがやわらいで、仕上がりがぐっとよくなります。

② フライパンに少量の油を入れて熱し、鰤を皮目から焼きます。
 色づいたら裏返し、両面に火を通します。

③ しょうゆ、みりん、酒、砂糖を加え、中火でタレをかけながら煮絡めます。
 大根や厚揚げを添える場合は、このタイミングで一緒に煮からめると、
 タレをしっかり吸いこんで味わい深く仕上がります。

④ タレにとろみと照りが出てきたら器に移して完成です。
 ごはんに寄り添う、やさしい香りの照り焼きになります。

旦那キッチン豆知識🐟

鰤は塩をふると水分が出てきますが、
これは魚が「ここからがおいしくなるよ」と教えてくれている合図です。
この水分をしっかりふき取るだけで、味がキュッと締まります。

手羽先の塩焼き

こんがり焼き上げた手羽先の塩焼きを小皿に盛りつけたアップ写真。奥には鰤の照り焼きや秘伝豆が見える。

手羽先の塩焼きは、皮がパリッと香ばしく、中からはじゅわっと旨みが広がります。
塩だけのシンプルな味つけだからこそ、鶏の風味がまっすぐ味わえる一品です。

そして、この手羽先にはちょっとした裏話があります。
旦那キッチンは、長男が小さかった頃から、食べやすいように骨を抜いてあげるのが習慣になりました。
今でもそのまま続いていて、慣れた手つきでさっと骨を抜いてくれます。

骨を抜くと、どうしても身が縮みやすくなったり、
骨があるときほどのジューシーさは残りにくくなったりします。
それでも、断然食べやすくなるので、家ではずっとこのスタイルです。

旦那キッチン豆知識🐓


手羽先の骨は、骨に沿ってキッチンばさみで切り込みを入れると、
スッときれいに抜けます。
骨を外すと食べやすくなり、子どもでもパクッと食べられます。

秘伝豆(山形名物)

サントリー生ビールの缶と、ミッキー柄のグラスに注いだビールを並べた写真。琥珀色のビールと泡がきれいに写っている。

この秘伝豆は、買ってきたものをそのまま器に盛りつけただけですが、
ひと粒ずつがつやっとしていて、とても存在感があります。
ほどよい甘みと、ほくっとした食感が楽しめて、
副菜に置いておくだけで食卓が少し明るくなるような一品です。

旦那キッチン知識🫛


秘伝豆は山形の在来種で、ゆでると甘みが強くなります。
買ってきたものでも、器に移し替えるだけで風味がふわっと立つので、
盛りつけだけでも十分おいしく楽しめます。

手間ひまかけた料理の横に、こうして買ってきた副菜をさっと合わせるだけで、
食卓にメリハリが生まれて、ほどよいバランスになります。

生ハム添えレタスサラダ

レタスにミニトマトと生ハムを添えたシンプルなサラダのアップ写真。

レタスはしゃきっとみずみずしく、
生ハムのほどよい塩気がアクセントになって、
口の中がすっきり整う一品です。
ほかの料理がしっかりめの味つけでも、
この組み合わせがあるだけで全体のバランスがやさしくまとまります。

今夜の乾杯

サントリー生ビールの缶と、ミッキー柄のグラスに注いだビールを並べた写真。琥珀色のビールと泡がきれいに写っている。

サントリーの生ビール

サントリーの生ビールは、きりっとした飲み口で、後味がすっと消えていくタイプです。
和食のやさしい味わいに重なりすぎず、ちょうど良く寄り添ってくれます。
一口飲むと、料理の香りがもう一度ふわっと戻ってくるような、そんな飲み心地です。

基本情報

種類:ビール(サントリー生ビール)

生産国:日本

味わい:軽やかな飲み口で、すっきりとした後味が特徴。和食にも寄り添うバランスのよさがあります。

ペアリング:焼き魚、塩焼きチキン、揚げもの、ポテサラなど、晩ごはん全般と相性抜群

今日のような落ち着いた和食には、この軽やかな生ビールがぴったりでした。
ひと息つける、やさしい夜ごはんです。

鰤の照り焼きの甘じょっぱさや、手羽先の香ばしさとも相性がよくて、口の中がすっきり整います。

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今日のひとこと

旦那キッチン! 今日も星⭐️⭐️⭐️三つです!

※この記事に登場するアルコールは20歳以上の方を対象としています。未成年の飲酒は法律で禁止されていますのでご注意ください。



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