和食の日におすすめ|カレイの唐揚げと煮物を合わせた晩ごはん

和風の座敷に囲炉裏がある落ち着いた和室の風景 お酒に合う料理

旦那シェフの料理を愛でつつ記録している、すずです。
今日もごはんの香りに包まれていきましょ〜🎵

最近ちょっとお腹の調子がイマイチで、
こってり料理を見るたびに胃から
「いや今日は無理…」と静かな抗議が届いております。
こんな日は、もう和食の存在が神様みたいにありがたいんですよね。

煮物がしみしみになってるだけで、
「あぁ…優しさってこういう形ね…」って、
自分でもびっくりするぐらい癒やされます。
ふわっと揚がった魚なんて出てきたら、
胃が小さく拍手してる気がします。

そんな体にやさしい味方チームに助けてもらいながら、
今日は和食の献立でまとめてみました。

今夜のメニュー

カレイの唐揚げと煮物、卵サラダ、生野菜、ごはんを並べた和食の晩ごはん

カレイの唐揚げと、長芋の磯辺焼き、豆腐ちくわカレー味

カレイの唐揚げを中心に、卵サラダや生野菜、副菜、ごはんを並べた和食の晩ごはん
カレー味ちくわとトマトとチーズのちくわを並べたパッケージ商品の写真

揚げたてのカレイを箸でそっと割ると、
衣が軽やかにほろりとほどけて、中からふわっと湯気が立ち上ります。
薄衣ならではのサクサク感が最初にきて、
そのあとにカレイ特有のやわらかな白身の旨みが広がります。

脂っこさが残らない軽い揚げ上がりで、
口に入れた瞬間に、これはごはんを連れてくるやつだと感じる味わいです。
身はしっとり、外は香ばしく、
魚の風味を邪魔しない下味がちょうどよくて、
噛むほどに自然な甘みが感じられます。

添えた醤油だれに少しだけくぐらせると、
香ばしさがさらに引き立って、また違ったおいしさに。
控えめながらも品のある一皿で、
和食らしい落ち着いた満足感を届けてくれます。

旦那キッチン豆知識

カレイは 
焼きでも煮てもおいしいけれど、
薄衣で揚げると身がふわっとほどけて、ほんとにやわらかくなります。

さらに、カレイは火が通りやすいから、揚げ時間が短くてすむのもポイント。
時短なのに仕上がりはしっかり満足感。

そしてもうひとつ。
カレイは骨が取りやすい部位が多いので
実は“ちびっこが食べやすい白身魚”としても優秀。

大根と手羽先と白滝の煮物

大根、手羽先、しいたけ、白滝を盛り付けた和食の煮物料理

煮汁をたっぷり含んだ大根は、箸を入れた瞬間にすっとほどけるやわらかさで、
噛むごとにじんわりと旨みが広がります。
手羽先から溶け出したコクがしっかり染みていて、優しい味つけなのに深い満足感があります。

手羽先はほろりと骨から離れる仕上がりで、
甘みと旨みが合わさったスープをまとって、とても豊かな味わいです。
焼き目の香ばしさがほのかに残っているのも心地よいアクセントになっています。

白滝は煮汁の旨みをしっかり吸って、口に入れたときのつるっとした食感と、
後からふわっと広がるだしの香りが印象的です。

一椀の中に、やさしさと温かさがぎゅっと詰まったような煮物で、
和食らしい落ち着いた味わいをしっかり感じられる一品です。

⭐️簡単レシピ

【下準備】

● 白滝は下ゆでして臭みをとる
● 大根は1.5〜2cm厚さの輪切りにして面取り(しなくてもOK)
● 手羽先はキッチンペーパーで余分な水分をふく

【作り方】
1. 大根を下ゆでする
 鍋に大根とかぶるくらいの水を入れて、
 10〜12分ほどやわらかくなるまでゆでる。
 (時間ない日は省略してもOK)
2. 手羽先を焼く
 フライパンで軽く焼き目をつける。
 香ばしさが出て、煮たときのコクが全然違う。
3. 鍋に全部入れる
 大根、手羽先、白滝、しいたけ、水、調味料を全部入れて火にかける。
4. 落としぶたをして煮る
 中火で20〜25分ほど。
 だしが染みて全体がしっとり。
5. 味を見て少し煮詰める
 最後に弱火で5分ほど煮詰めると
 よりしみしみの仕上がり。

【ポイント】

・手羽先の焼き目はコクと香ばしさのカギ
・白滝は下ゆですると味が染みやすい
・大根の下ゆでは時間がある時だけでOK
・冷めると味が入りやすいので、作り置きにも便利

旦那キッチン豆知識

大根って、まん中が一番しみしみになるって知ってました?
煮汁を見ると、まるで よし!全部吸い込もう!
と言ってるみたいに働く部分なんです。

同じ一本でも性格ちがうのが、大根の面白いところです。

卵と生ハムのサラダ

卵サラダと生ハム、きゅうり、トマトを盛り合わせた彩りの良いサラダの写真

シャキッとした野菜の瑞々しさに、
生ハムのほどよい塩気とコクがふわりと重なり、そこへ卵のまろやかな口当たりが加わります。

それぞれの素材が主張しすぎず、
一口食べるごとに、やわらかい旨みがじんわり広がっていくような一皿です。
野菜の爽やかさ、生ハムの奥行き、卵のやさしさが自然に寄り添って、軽やかだけれど満足感のある味わいに仕上がっています。

食卓にあるだけで全体をふわっと明るくしてくれる、バランスの良いサラダです。

今夜の乾杯

越乃寒梅の瓶と青い切子グラスを並べた日本酒の写真

越乃寒梅(日本酒)

今夜は、和食に合わせて越乃寒梅を少しだけ。
すっきりした口当たりなのに、あとから静かに広がる旨みがあって、
煮物や揚げ物みたいな落ち着いた味の料理と相性がとても良いお酒です。

切子グラスに注ぐと見た目もきれいで、ちょっと気分が上がる一杯です。

基本情報

種類:清酒(普通酒)

銘柄:越乃寒梅(石本酒造)

味わい:すっきりとした飲み口のあとに、やわらかな旨みが広がる上品な仕上がり

ペアリング:和食全般、とくに煮物・天ぷら・焼き魚との相性が良い

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今日のひとこと

旦那キッチン! 今日も星⭐️⭐️⭐️三つです!

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※この記事に登場するアルコールは20歳以上の方を対象としています。未成年の飲酒は法律で禁止されていますのでご注意ください。



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